お知らせ
平成25年5月1日
アメリカ矯正学会参加してきました
ルイジアナ州ニューオーリンズで行われたアメリカ矯正歯科学会に参加してきました。もう20回ぐらい参加しているのですが、世界で一番規模が大きく千人単位が入る会場がいっぱいになることもあります。内容は現在世界で行われている矯正臨床での最新のトピック、日本で講習会をやったらそれだけで10万円を取られかねないような先生がたくさんいます。日本からは東京医科歯科大元教授黒田先生と私の臨床の恩師の菅原先生(仙台市)のみの講演で寂しいばかり、昔は日本の大学の先生も講演者になっていたのですが。この学会で認められると矯正の世界でほぼスタンダードになります。
今回で面白かったのはアレキサンダー先生の矯正治療後何十年の症例の講演、なかなか30年以上たった症例を見る機会はありません。私のところも昔矯正をやった患者さんの子どもが治療に来る様になりましたが、ずーっと患者さんの信頼を得て通ってもらう歯医者が理想です。
平成24年12月6日
長井崎中学校で3校合同保健委員会が開かれました。
学校歯科をしている長井崎中学校で1・2年生と、来年入学する内浦小と西浦小の6年生を対象に三校合同学校保健委員会を開催しました。テーマは「歯っぴーライフは、かむことから」で、私と歯科医師会の佐野先生、堀江先生そして栄養士さん2人にも参加していただき、お話や実技をしていただきました。各グループから何人かずつそれぞれの先生の話を聞き、それをグループごとにKJ法でまとめました。保護者の方の参加も多く、充実した合同保健委員会でした。
私は「嚥下と窒息」についてお話をしました。実はお年寄りでものを喉に詰まらせて窒息死する方は交通事故より多いのです。中学生でも給食のパンを喉に詰まらせて亡くなった方がいます。よく咀嚼して食べましょう。
平成24年10月28日
沼津市歯と口の健康条例が制定されました。
沼津市歯科医師会 津野会長、堀江副会長とともに条例制定に私も理事として関わった条例が無事制定されました。沼津市健康づくり課の方々にはお世話になりました。詳しくは沼津市ホームページにhttp://www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/numazu/d1w_login.exe
この条例の特にこだわったところは、第2条の基本理念の部分で、歯と口の健康づくりは、
・全身の健康の保持増進、生活の質の維持向上及び健康寿命の延伸に深い関わりがある
・乳幼児期からの望ましい食習慣と生活習慣が基礎となるという認識のもと
・市民の生涯にわたる自主的な努力を前提とし、保健、医療、福祉、労働衛生、教育等の関係分野における有機的な連携
というところです。
歯と口の健康は市民が積極的に作っていかなければならないし、それは歯ブラシ等の生活習慣だけではなく食習慣が望ましくすることが必要なこと、そしてそれにより全身の健康増進と健康寿命を長くすること。これを目指します。私は日々の診療でもこれを実践していきたいと考えています。
お時間があるときに沼津市ホームページを見て下さい。
平成24年7月10日
長井崎中学校 食育の授業
現在沼津市立長井崎中学校の学校歯科医をしていますが、平成25からの2年間「食育と口腔機能健全育成に関するモデル事業」の実施校に指定されました(全国で2校)、そこで「食育と口腔機能」について、3学年ネタを変えて1時間授業を行いました。
衛生士学校で授業をやっていたり、各種講習会をやっているので緊張はしませんでしたが、この年で初めて中学校の教壇に立つことができました。ネタとしては「ディズニーランドと食育」」「ペットボトル飲料と酸蝕」「共食の大切さ」などです。小学生から若い人までに受ける話だと思います。歯科医師会にご連絡いただければ講演に行きますよ。
平成27年8月27日
第66回関東甲信越静学校保健大会(静岡県 コンベンションアーツセンター)で「食育と口腔の健全育成に関するモデル事業」とういう演題で講演をしました。長井崎中学校で行ったモデル事業が評価されたものです。